大我さんの絵

 

5月4日

SixTONES 京本大我さんが入所14周年を迎えたこの日、「きょもきょも美術館」*1が更新されました。

以下、絵を観て感じたこと。あくまで主観であり、推測でしかありません。

 

 

14周年にこの絵をあげたことを考えると、絵に描かれているのは大我さん*2の14年の歴史や感情だということはあながち間違いじゃない。

まず軸となっているのは木?人はよく人生を階段や道になぞらえがちだけど大我さんは人生を木にたとえたとする。

木は年月を重ねる程、幹は太くなり、強く根を張る。木の種類にもよるけれど、1年の間に若葉が芽生え、葉が生い茂り、そして散っていく様は、人生を重ねて考えることも理解できる。また、上記の”年月を重ねるほど幹は太くなり、強く根を張る”から、今まで重ねてきた努力や経験の象徴にも成り得る。

そう考えると大我さんが14年間を表現する軸として”木”を選んだことは頷ける。

 

 

次。

下部のぐるぐる描かれているところ、ぐるぐるの終了地点からはじまる中央の道にたくさんの横道がのびようとしているところ、上部の牙のようなものや何かが吹き出してるような表現、たくさんの感情を感じ取ることができる。

 

ぐるぐるってどんな時に描きたくなるだろう?人生経験もまだ少ない私からすると、少なくともプラスの感情である時には描かない......と思う。おそらく。負の感情とまでは言えないけれど、マイナス方向によった時かな。

 

でもその感情は途中で終わり、道がうまれる。(果たしてこれが道なのかは断言できないが、道だと仮定)この中央の道にはたくさんの横道が描かれているけれど全て横道の入り口のみ。まっすぐ道を突き進んだことを強調するべく入口のみ描いたのか?

 

そして中央の道の一番上。終了地点に描かれているのは花?花火?はたまたなにか私には想像もつかないなにか?でもおそらくこれはポジティブな感情の象徴。

 

 

ここまで考えてみて推測することは3つ。

  • 下部のぐるぐるが示す期間はSixTONES結成前
  • 道が始点はSixTONES結成
  • 最上部の花、もしくは花火みたいなものが示すのはデビュー

 

軸となる木が途中から枝分かれし、一方は消えかかり、もう一方は牙がはえた生き物の頭部にみえる。また、その幹には何かが噴き出すような描写も見て取れる。

 

9月のすとーんずのぶろぐやROTで、変化することが怖い(ニュアンス)というような発言があった。上記の噴き出すような描写は、デビュー後、戦うフィールドが変わったが故の”変わっちゃったな”と思わせてしまう因子。消えかかった幹、牙が生えた生き物と化した幹の2つは、こうありたいという”道”からそれることへの恐怖だったりするのかな。

 

 

なお、左右に描かれた様々な形の3つの物体に関しては理解が及びませんでした。もう少し考えてみます。

 

 

この絵のテーマは「憧憬」

憧憬の意味は”あこがれること、あこがれ”

 テーマにするということは”憧れ”が大我さんの中で比重を占めている割合は比較的高い。大我さんの努力するための原動力は憧れからくるものなのか。大我さんの凄まじい努力を見ているとその憧れ、つまり理想とするところが非常に高く、非常に強い。

今後大我さんを応援していくうえで”あこがれ”という感情はキーの1つになると思いました。

 

 

大我さんにとって音楽は感情表現かつ「自由」であり「救い」

と同時に、絵を描くことも大切な感情表現なのだろう。

 

絵は音楽と違って言葉で表さない分、音楽よりも抽象度が増し、ストレートに伝わらない。とすると、絵に込められた感情は音楽よりももっと深くて激しく、人には知られたくないとも思いつつ、吐き出してしまいたい、誰かに感じ取ってほしいものなのかな。

描いた絵を載せたりするつもりで「きょもきょも美術館」にしたとあるから、発信したいという感情がある可能性は高い...。

 

でも、本人が細かに解説しない限り本当の解釈なんてわからないし、きっとそれが明らかになることはない。

 

大我さん自身もそれを理解したうえで絵を描き、掲載している。

 

全てを知ることなんて、読み解くことなんて出来やしないし、しようなんて思わない。寧ろしてはいけないんだって心の何処かで思います。

 

 

大我さん、14周年おめでとう!

 

 

(1851字)

 

 

*1:Johnny's web上にSixTONESの結成5周年を記念してスタートした大我さんが描いた絵を載せていく予定の不定期連載

*2:京本くん、きょも、大我くん、うーん...どうしよう...となって大我さんと呼び始めました。